「オンライン秘書を使ってみたいけど、どうやって選べばいいのかわからない…」
そんなお悩みをよく聞きます。
実は、秘書選びに失敗してしまう原因の多くは「自分に合った選び方を知らない」こと。
この記事では、はじめてオンライン秘書を導入する方に向けて、失敗しないためのポイントを5つに絞ってお伝えします。
1. 「得意な業務」から選ぶ
オンライン秘書と一口に言っても、得意な業務は人によって異なります。
SNSが得意な人、事務作業が得意な人、ライティングに強い人など、タイプはさまざま。
まずは、あなたが「任せたい業務」をリストアップしましょう。
たとえば:
- SNS投稿やCanvaでの画像作成 → デザイン寄りの秘書
- 請求書の作成や顧客対応 → 事務スキル重視の秘書
- メルマガの配信設定やLP作成補助 → ITリテラシーが高い秘書
自分の業務とマッチする「得意分野を持った人」を選ぶのが、秘書選びの第一歩です。
2. コミュニケーションスタイルの相性を確認する
秘書との関係性は「業務委託」でも、実質的にはチームの一員。
だからこそ、コミュニケーションスタイルの相性はとても大切です。
以下のような点を確認してみましょう:
- やり取りはチャット派?それともZoom派?
- 返信スピードの目安は?
- 報連相の頻度やスタンスは?
あなたが「報告しすぎ」と感じる人もいれば、「もっとこまめに報告してほしい」と感じる人もいます。
実際に話してみる・テスト業務をお願いするなどして、相性を確かめるのがおすすめです。
3. 実績より「対応の丁寧さ」を重視する
つい「有名な人にお願いしたい」「実績がある人が安心」と思いがちですが、それが失敗の原因になることもあります。
なぜなら、実績があっても「あなたにとっての対応が丁寧」とは限らないからです。
特に初めて秘書を導入する場合は、以下のような姿勢がある人を選ぶと安心です:
- 初回のやり取りで返信が丁寧か
- 質問に対して具体的に返してくれるか
- あなたの状況を理解しようとしてくれるか
「この人となら長くやっていけそう」と思える感覚を大事にしましょう。
4. テスト業務をお願いしてみる
いきなり月額契約や継続契約を結ぶ前に、「単発のテスト業務」で様子を見るのがおすすめです。
実際にやり取りしてみないと、レスポンスや仕事の正確さ、報告スタイルなどはわかりません。
たとえばこんな業務がおすすめです:
- Zoom URLの発行とリマインド送付
- Instagram画像の作成(素材支給あり)
- 請求書のテンプレ入力と送付
テスト業務で「期待通り」だった場合は、安心して本格依頼に移行できます。
5. 「自分の課題」を共有できる人か
秘書との関係は、単なる作業依頼ではなく「業務のパートナーシップ」です。
あなたが今どんなことで困っていて、どんな未来を目指しているのかを共有できる相手だと、やり取りの質がぐんと高まります。
一方的に指示を出すのではなく、「私はこういうところで困っていて、こうなりたいからこれをお願いしたい」という伝え方をすると、より深くサポートしてもらえます。
秘書側も、「目的」がわかると主体的に動きやすくなります。
相性と目的のすり合わせが、成功のカギ
オンライン秘書選びで大切なのは、「スキル」だけで判断しないこと。
あなたが何を任せたいのか、どんなふうに関わっていきたいのかを明確にすることで、理想のパートナーに出会える確率がグッと上がります。
迷ったら、まずは1業務から。
「誰かに任せて動いてもらう」という経験自体が、次のステージへの一歩になるはずです。