「外注に興味はあるけど、何をお願いすればいいのか分からない…」
そう感じているなら、まず取り組むべきは「業務の可視化」です。
この記事では、外注や仕組み化をスムーズに進めるための“土台づくり”として、「業務の見える化」のやり方とチェックリストをご紹介します。
なぜ業務の可視化が必要なのか?
外注や秘書活用がうまくいかない原因の多くは、「依頼する側が整理できていない」ことにあります。
頼みたい業務があっても、手順がバラバラ・説明できない状態では、任せるのも不安になりますよね。
業務の可視化=他人に“伝えられる状態”をつくること
このステップがあるだけで、外注もツール導入もスムーズになります。
業務可視化の3ステップ
Step1:業務を書き出す
まずは、日々の業務をジャンル問わずすべて書き出します。
例:メール返信/SNS投稿/請求書発行/予約管理/顧客対応/講座準備 etc.
Step2:「誰がやってもできるか?」を分ける
次に、それぞれの業務に対して、以下の分類を行います:
- A:自分じゃなくてもできる(ルール化すれば外注可能)
- B:自分でやるべき(専門的・個人的判断が必要)
この分類だけでも、「外注できること」がクリアになります。
Step3:依頼しやすく整える
Aに分類した業務については、手順・ルール・頻度を整理しましょう。
・いつ使うのか?
・どんな条件でやるのか?
・過去の例(画像・文面など)はあるか?
これらをまとめておくことで、相手に伝えるのがグッとラクになります。
外注前チェックリスト(保存版)
以下の質問に「YES」で答えられる項目が多いほど、外注の準備が整っています。
- 業務一覧を紙orデータで書き出している
- 毎回やっているルーティン業務がある
- 手順がある程度決まっている業務がある
- 他の人でもできそうな作業がある
- 画像やテンプレなどのサンプルが残っている
- ツール(Googleスプレッドシート、Notionなど)を使っている
- 過去に作った資料や対応履歴を整理している
外注の前に「見える化」が最大の近道
「まだ外注は早いかも…」と思う人ほど、業務を可視化することで道が開けます。
これは、ツールやAIを使った自動化でも同じです。
すべてを整理しなくてOK。
まずは1業務、1ステップから。
外注が成功するかどうかは、「準備」が8割を占めています。
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