オンライン秘書を導入した人がよく口にするのが、「この人にお願いして本当によかった!」という言葉。
では、そう思われる秘書にはどんな共通点があるのでしょうか?
この記事では、依頼主から信頼され、長く仕事を任され続ける秘書に見られる特徴を5つに整理し、オンライン秘書導入を考えている方、あるいは秘書として仕事を広げたい方にも役立つ視点をお届けします。
1. 返信・対応が早くて安心感がある
やりとりのスピード感は、信頼の第一歩です。
特にオンラインでの業務は「顔が見えない」分、レスポンスの早さが安心感につながります。
もちろん「24時間対応しろ」という話ではありません。
ポイントは、以下のような対応ができるかどうかです:
- 業務時間外なら「明日対応しますね」と一言返信
- 返信に時間がかかりそうなときは「〇日までに対応します」と予告
- 重要な連絡には早めに確認・リアクション
“即レス命”というよりも、「きちんとキャッチしてくれている」という信頼が生まれる対応ができる人は、それだけで「お願いしてよかった」と感じてもらえます。
2. 指示の意図をくみ取る力がある
依頼された内容をただこなすだけでなく、「なぜそれを依頼されたのか」という背景まで考えられる秘書は、非常に重宝されます。
たとえば、「このZoom設定、セミナー用なのか、個別面談なのか?」がわかるだけで、送信文のトーンや準備の仕方が変わりますよね。
質問力や提案力を持ち、「本当にやりたいこと」に近づけてくれる存在は、信頼を超えて感謝される存在になります。
3. ちょっとした気づきや提案ができる
たとえば:
- 「このメルマガ、クリック率が少し下がっていますね」
- 「Zoomリマインド、●●様には届いていないかもです」
- 「このページ、画像のリンク切れがあるようです」
そんな一言があるだけで、「一緒に事業を支えてくれている」という感覚に変わります。
お願いされたこと以外に“+1”の付加価値を出せる秘書は、自然と「継続案件」にもつながっていきます。
4. 報連相がしっかりしている
ビジネスパートナーとして重要なのが「報連相(報告・連絡・相談)」のバランスです。
特にオンライン業務では、進捗が見えにくいからこそ、定期的な共有が信頼関係を築きます。
たとえば:
- 毎週●曜日に進捗共有
- 完了した作業はスレッド内でまとめて報告
- 判断に迷ったことは都度相談
「仕事はできるけど、何をしてるのか分からない」よりも、「状況が見える」秘書の方が圧倒的に安心されます。
5. こちらのリズムや価値観に合わせてくれる
「一緒に仕事していて心地いいかどうか」は、意外と大事なポイントです。
たとえば、以下のような配慮がある人は、長く関係が続きます。
- 連絡がつきやすい時間帯を合わせてくれる
- 敬語・タメ口のバランスを柔軟に合わせてくれる
- 相手の言葉のクセや温度感を読み取ってくれる
オンラインだからこそ、画面越しの“空気感”を大切にできる人は、「一緒に働きたい」と思われる存在になります。
「お願いしてよかった」のカギは“信頼+共感”
技術やスキルももちろん大切ですが、長く信頼されるオンライン秘書に共通するのは「相手への想像力と丁寧さ」です。
そしてそれは、マニュアルではなく“姿勢”で伝わります。
お願いされて終わりではなく、「この人に頼めてよかった」と思ってもらえる存在になることが、継続案件や紹介、信頼の積み上げにつながります。
依頼する側も、最初の一歩を「信頼したい」という気持ちで踏み出すことで、より良いパートナーシップが生まれるはずです。